一気に上級者になれる英語スピーチの作り方

みなさん、こんにちは!
仕事や学校などでスピーチやプレゼンをしたことはありますか?
人前で喋ることに慣れていないと、日本語でもスピーチをするのは難しいですよね。
今年の9月には、scentでもスピーチコンテストを行いましたが、最初はやはり皆さん緊張されていましたね!(笑)
生徒様の中には今後お仕事で英語のプレゼンをする予定がある方や、学校で英語のスピーチをするという方もみえました。
そこで今回は「英語スピーチの作り方とコツ」をご紹介いたします^^
まずは英語スピーチの構成を考える
英語のスピーチを限られた時間内いに終わらせるためには、スピーチの構成を考えてきちんと時間配分することが大切です!
ただ、英語を話すスピードをあげるのではなく、簡潔にまとめてスピーチの目的、要旨を理解してもらうことを意識して、作成していきましょう^^
英語のスピーチは、
1, Introduction(Opening)・・・導入
2, Body ・・・本文
3, Conclusion(Closing)・・・結び
この3つで構成していきます!!
英語スピーチは始め方と締め方でグッと印象が変わる
聞いてもらえる、聞きたいと思ってもらえるようなプレゼンをするには、ただ単に自己紹介から始まり・・・ではありきたりとなってしまい、悪くはないですが “one of them” になってしまう可能性が高いですよね。
どうしたら「あれ?いつもと違うぞ?」と思ってもらえるようなスピーチができるのでしょうか?
そのコツは、始め方と締め方にあるんです!!
始め方のコツ
まずは最初のつかみが大切です。
聞き手を一気に話者の世界に引き込むには・・・
「突拍子もない一言から始める」です!!
例えば、
・「私は20年近い時間をかけて、人を幸運にさせるものが・・・」
・「新しい言語を学びたいけれど、気後れしたり、何から始めたらいいのかわからなくなったりしませんか?」
・「27歳の時、私は経営コンサルのとてもきつい仕事を辞めてもっともっときつい仕事に就きました。」
いかがでしょうか?
「みなさんこんにちは。私は○○○○です。・・・」から始まるよりは、「おぉ!何なに??」と引き付けられませんか?
また、話し出すときは、静かな声でゆっくり語ることを意識しましょう!
人の耳はうるさい声は避け、静かな声に聞き入るそうです。
あえて静かな声で話し始めることで、ざわざわしている会場でも、「聞き逃しちゃう!」という気持ちが働くせいなのか、次第にシーンと静まるそうです!
最後は、「間」を意識してみましょう!
突拍子もない一言目の後に少し”間”を入れてみてください。
例えば、「新しい言語を学びたいけれど、気後れしたり、何から始めたらいいのかわからなくなったりしませんか?・・・・・・・・」
このように「・・・」間を入れることで、聞き手はついそれぞれの想いをこの間に自分事として捉えようとします。
相手に考える時間を与えることで、話し手の世界に引き込みます!!
締め方のコツ
プレゼンの締め方は始めのオープニングと同じくらい大切なのです!
クロージングは、プレゼンを完結させる重要な役割になり、大事なポイントをまとめたり、考えを提案することや行動を誘引することもできます!
クロージングのコツとしては、「短く、簡潔に終わる」ことです。
Bodyで伝えた内容を要約して、再度重要な箇所を強調したり別の言葉で言い換えて「結局何を言いたかったのか」を述べましょう。
また、クロージングでは「インパクト」を与えることが大切です!!
シンプルで短くてもインパクトのある言葉は、聞き手によく響き記憶にも残りやすいです。
「そんな言葉思いつかないよ・・・」という方も自分が好きな書籍や英語の名言・格言などから引用したものでも印象はグッと変わるでしょう。
最後は観客へのお礼で締めましょう^^
人はプレゼンの最初と最後を最も覚えていると言われています。
「出だし」は肝心ですが、「締め」も同じくらい重要だということがおわかりいただけましたでしょうか?^^
テーマを決め、何を伝えたいかを明確にする
英語のプレゼンと日本語のプレゼンでは違いがあるのをご存知ですか?
欧米人にとって日本語のプレゼンは伝わりづらいと言われることがあるそうです。
その違いは主に3つ。
・構成
・日本語ならではの表現
・プレゼンに対する考え方
構成
日本語プレゼンの構成はよく「起承転結」を意識してまとめるというのが主流ですが、英語では上記でも言いましたが「Opening」「Body」「Closing」の3つで構成されております。
英語プレゼンでは「転」の部分はないので、欧米人にとっては全く違う視点が入ってきて伝わりづらくなり混乱してしまいます。
また、日本語をそのまま直訳してしまうというのも日本人はよくやりがちですが、ネイティブからするととても不自然な表現となってしまい、伝わりづらい原因の一つになります。
それぜれの文化や考え方によって表現の仕方を変えましょう。
日本語ならではの表現
欧米人のプレゼンではジョークを取り入れたり、映像や音楽も使って聴衆の場を和ませたりして、まるで「パフォーマンス」かのように演出しています。それに比べて日本人のプレゼンではただ原稿を読んで説明しているだけのことが多いですよね。
プレゼンに対する考え方
英語プレゼンでは、まず「何のためにプレゼンをするのか?」
What(何を), When(いつ), Where(どこで), Who(誰が), How(どのように) を意識して内容を考えていきましょう。
目的が違えば、話し方、伝え方、使う資料などパフォーマンスの仕方も変わってきますよね^^
短い時間で英語スピーチを上手くまとめるコツ
スピーチを時間内におさめるのは難しいですが、スピーチの構成を理解することで簡単にまとめることができます!!
英語スピーチは Introduction(序論)、Body(本論)、Conclusion(結論)の3つで構成されます。
・Introduction
Introduction つまりスピーチにおける「トピック」や「大まかな内容」となる部分では、これから何を話していくのか、なぜそのトピックを選んだのかのような内容をシンプルにまとめていきます。
・Body
次にBodyとなる部分ですが、スピーチの中身を説明する最も重要なパートになります!
ここでは、トピックに対する「目的」、目的に対する「原因」、「理由」、「根拠」などできる限り簡潔にまとめて、必要な情報だけを伝えましょう!
・Conclusion
最後にConclusionとなる部分は、日本語のスピーチと同じで、スピーチの総復習となるパートになります。
改めて「Body」の内容をざっくり反復し、最後に「したがって」と繋げてスピーチ最大の目的を再度伝えます。
以上のことを踏まえてスピーチを構成していきましょう!
スピーチの持ち時間によって時間配分は異なりますが、基本的に「Introduction」と「Conclusion」は手短に、「Body」に最も時間をかけます!
例えば3分間のスピーチの場合・・・ Introduction : 30秒
Body : 2分
Conclusion : 30秒
英語スピーチでよく使われる決まり文句やフレーズ
Introduction(Opening)
・I would like to talk about ….
・Let me talk about….
・I’m going to talk about….
・The purpose of today is….
Body
英語では同じフレーズばかりではなく、いろんなフレーズや言い回しを使った方が好まれます。
英語票勉も豊かになり、ワンランク上のスピーチができますよ^^
・However :しかしながら
・On the other hand :一方で
・In a sense :ある意味で
・In addition (to) :(~に)加えて
・Moreover :さらに
・Not only A but also B :AだけでなくBも
・In fact :実際には
Conclusion(Closing)
結論を伝える「したがって」に当たるフレーズと最後の結びのフレーズです!
・In my conclusion,
・As a result,
・Because of these reasons,
・Thank you for listening.
作った英語スピーチの原稿を素早く暗記する方法
英語スピーチの原稿ができたら、次はスピーチの練習です!!
丸暗記したくなるかもしれませんが、当日緊張すると忘れる可能性があるので、オススメしません…
コツは!
「部分的に内容を押さえる」こと!
部分的に押さえることで、原稿にとらわれず、柔軟に内容を伝えられることが出来ます^^
次に、「何度も復唱する」こと!
口に出して練習することにより、耳からも覚えるので黙読するよりも効果的です!
最後に、「自分のスピーチを録音する」こと!
自分のスピーチの音声を録音して聞いてみることで、内容も頭に入ってきやすくなり、改善点も見つけることができるので、一石二鳥ですよね^^
また、友人に外国人がいる方は、ネイティブの方などにチェックしてもらうといいでしょう!
原稿はもちろん、発音やスピードも見てもらえるので、自分では気づかないようなことも指摘してもらえるかもしれません^^
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英語スピーチとなると緊張してつい早口になってしまいがちですが、相手に聞き取ってもらう為にも「ゆっくりとはっきり」話すことが大切です。
今後、英語でプレゼンを行う機会がある方はぜひこのコラムを参考に作ってみてください^^
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